「萌木の村 ROCK」は清里駅から歩いて行ける超人気店!清楚で落ち着いて広々した店内の雰囲気はランチをのんびり楽しむのに最適♪
行き方
清里でもっとも有名なレストランの1つに「萌木の村 ROCK」(もえぎのむら ろっく、以下ROCKと表記)があります。
旅行ガイドや観光案内でよく紹介され、休日や観光シーズンには大賑わいとなり、行列ができるほどの超人気店です。
「清里と言えばROCK!」と連想する方も多いかもしれません。
しかし、私たち夫婦は、八ヶ岳南麓に移住してから、そんな人気店の「ROCK」で1度もランチをしたことがありませんでした。
私だけは何年か前に、夜に訪れたことはありましたが、ランチどきに訪れたことはありませんでした。
そこで、観光のオフシーズンだった3月上旬の、比較的空いていそうな平日に、ランチに行ってみようということになりました。
場所ですが、清里駅前からだと、国道141号線へ通じる北杜富士見線(県道11号線)を500~600mほど下り、国道と交わった清里交差点の正面になります。
歩いても10~15分ほどの距離です。
「ROCK」は、店名の冠に「萌木の村」とついているように、「萌木の村」という観光スポットの一角にあります。
清里交差点から入ったすぐのところが萌木の村の駐車場になっていて、「ROCK」はその正面に建っています。
お店の雰囲気
建物はオールドアメリカンな装いです。
お店の入口には、大きな文字で「ROCK」と表示されています。
遠くから見ても目立ちます。
ちなみに、この建物は3代目なのだそうです。
「ROCK」は最初、喫茶店として1971年にオープンした後、1997年、店内に醸造施設を併設する店舗へと改築され、「ブルーパブレストランROCK」としてリニューアルオープンしました。
ところが、2016年8月8日深夜に発生した火災により、店舗が全焼。
現在の建物は、2017年6月9日に、店名を「萌木の村 ROCK」に改め再建された店舗なのです。
入口から店内に入った右手が客席となります。
店内は、欧米の建築物の内部をイメージさせるような清楚で落ち着いた雰囲気です。
柱や壁、床には、店名が表しているようにROCK=石(レンガ)が使われています。
どこか郷愁を感じさせる造りです。
それもそのはず、お店のホームページによれば、「清里開拓時代の歴史を感じさせる聖アンデレ教会の石積みの聖堂からインスピレーションを得たもの」(引用元)なのだそうです。
上の写真2枚に写っているのはメインフロアで、中央には暖炉があります。
冬の寒い時期には、この暖炉が暖かさを演出し、ぬくぬくな気分になれるんだと思います^^
メインフロアは、とにかく広々しています。
ここだけで、250席はあるみたいです。
しかも、メインフロア以外にも、テラス席、団体席、個室があるので、かなりの数のお客さんを収容できます。
これが、連休や観光シーズンには満席になるのですから、驚きです。
私たちは、11:15くらいに入店しましたが、そのときの客数は3~4割ほど。
2、3人のグループ客が多かったですが、1人のお客さんも何人かいました。
そして、ランチを食べ終わって帰る12:00前には、次から次へとお客さんが来店していました。
そんなところからも、「ROCK」の人気店ぶりが窺えました。
ちなみに、客席はテーブル席のみなので、乳幼児連れの方であれば、ベビーカーは必携だと思います。
メインフロアを抜けた先にはテラス席があります。
夏には、高原の涼しい風が吹き抜けて心地いいスペースになるようです。
テラス席は、全部で10卓48席ありました。
メインフロアの席は、座る席によっては、あまり外の風景を見ることができませんが、テラス席であれば大きな窓から萌木の村を一望することができます。
テラス席なら、ペット(ワンちゃん)もOKです。
ランチに最適な「萌木の村 ROCK」のカレーは重厚なルーと濃厚な味わいでリピータ続出!サイズも選択可
「ROCK」といえば、カレーとビール
私たち夫婦は、テラス席でランチすることにしました。
メニューは、テーブルに貼ってあるQRコードからスマホでアクセスし、店員に直接注文します。
お店のサイトからもメニューにアクセスできるので、事前に見ておけば、スムーズに注文できるはずです。
「ROCK」の名物といえば、カレーとビール。
なので、この日注文したのは、私がビーフカレー(レギュラーサイズ)とホットカフェラテ。
妻が、ベーコンカレー(ハーフサイズ)とプレミアムロックボック(Sサイズ)でした。
私は車の運転があるので、ビールは頼みませんでした(涙)
ビーフカレー
注文してから10分とかからずに、カレーとカフェラテが運ばれてきました。
「ROCK」のビーフカレーは、創業以来から続く定番メニューです。
まず、ひと目見た感想は、「黒い!」ということ。
また、「ん?」と思わず凝視したのが、カレーのルーのてっぺんです。
スプーンでちょっとだけすくって舐めてみると、甘いレーズンと濃厚なバターの味がしました。
レーズンバターです。
これを混ぜて食べると、カレーにコクが出て、濃厚な味わいになり、隠し味的な効果がありました。
ルーは、よくあるサラっとした状態ではまったくなく、ドロっとしていて重厚です。
だから、上の写真でおわかりのように、ルーがある程度の厚みをもってお米の上に載っかって、層をなしているという状態になります。
肝心の味はといえば、肉や野菜などのいろいろな素材がすべてしっかり煮込まれ、ルーに凝縮されているといった濃厚な味わいで、深みと多様性があるおいしさです♪
ビーフのおいしさと野菜のおいしさが口のなかで絶妙なハーモニーを奏で、端から見ると恥ずかしいくらいに思わず「うん、うん」と大きくうなづきながら食べてしまうほどのおいしさなのです^^
まさに、ここ「ROCK」でしか味わうことができないカレーの味だと言えるでしょう。
多くの人が「ROCK」のカレーにはまり、年間15万食も注文されるというのが、実際に食べてみるととてもよくわかります。
また、ルーは多少ピリッとはしますが、「辛い!」という感じではまったくないので、辛いのが苦手な方でも充分に楽しめます♪
付け合わせの野菜はボリュームたっぷりで、大満足でした^^
血糖値の急激な上昇を抑える「ベジファースト」の食べ方をするにも充分な量です。
上の写真の中央に写っているアイスプラントは、酸っぱかったので酢漬けなのではないかと思いますが、プチプチとした食感が楽しめました。
カレーライスにはふつう福神漬けが添えられていますが、「ROCK」のカレーには代わりに、大根の漬け物が添えられています。
福神漬けとはまた違った味と食感が楽しめました♪
ベーコンカレー(ハーフサイズ)
ベーコンカレー(ハーフサイズ)は、妻いわく、上に載っているベーコンが厚くて大きくてジューシーで、とてもおいしかったそうです。
私もひと口食べたかったのですが、もらいそこねました(涙)
ところで、「ROCK」のカレーには、ビッグ、レギュラー、ハーフ、クオーターと4つのサイズがあります。
これは、お米の量の違いで、ビッグはお茶碗3杯分(390g)、レギュラーは2杯分(260g)、ハーフは1杯分(130g)、クオーターは半杯分(65g)になります。
このお米の量に濃厚でずっしりした重量感のあるルーがかかるので、そのボリュームは思った以上になります。
ルーがおいしいので、わりと食は進むものの、私はレギュラーサイズでかなり満腹になりました。
妻は、ハーフサイズでもけっこう満腹になったようです。
食が細い方であれば、ハーフサイズを注文するのが無難だと思います。
ちなみに、サイズによって、ルーの量も変わってきます。
一方、サラダの量は変わりません。
また、クオーターサイズはビーフカレーのみで、ルーだけでなく、サラダもハーフの半分の量になります。
プレミアムロックボック
飲みかけのビールの写真で恐縮です(汗)
カレーと並ぶ「ROCK」の名物のビールです。
お店の地下にある醸造所で、八ヶ岳の伏流水を使ってつくられています。
写真の「プレミアムロックボック」は、色は黒ビールほど黒くはないですが、妻いわく、苦みはなく、逆に甘みがあって、とても飲みやすいとのことでした。
夏にキンキンに冷やして飲むよりも、寒い冬に味わいながら飲むほうがおいしいビールではないでしょうか。
以上、お会計は全部でぴったり4000円でした。
金額以上の満足感がありました♪
「ROCK」のレトルトカレーはおみやげに最適!
お店の入口をはさんだ反対側には、「ROCK」のおみやげ商品を売るコーナーがあります。
主力は、レトルトカレー、ビール、ソーセージです。
ランチのカレーがとてもおいしかったので、東京で1人暮らしをしている息子に、お土産としてレトルトカレーを買いました。
パッケージの写真は、私が食べたビーフカレー。
はたして中身のルーは、どれくらいお店で食べるルーを再現しているのでしょうか。
息子のだけでなく、自分用のも買えばよかった……と、今さらながら後悔(汗)
今度買って、食べくらべてみたいと思います。
「萌木の村 ROCK」の評価
「ROCK」でランチをするなら、断然カレーがオススメです。
他のお店では決して食べることができない濃厚&重厚なカレーを楽しめます♪
カレー好きならずとも、1度は食べてみる価値は充分にあると思います。
カレーのサイズが4種類あるので、食欲旺盛の大人から少食のお子さままで、自分に適した量のカレーを選べるのも高得点です。
また、店内は、古き良きアメリカの、ちょっとオシャレなレストランのような落ち着いた雰囲気で、日常の些事を忘れてゆっくり過ごすことができるはずです。
運転手でなく、また、下戸(げこ)でもなければ、ぜひビールもいっしょに注文したいところです^^
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店舗情報
【店名】萌木の村 ROCK(ロック)
【ジャンル】カフェレストラン
【所在地】北杜市高根町清里3545萌木の村
【TEL】0551-48-2521
【定休日】年中無休
【営業時間】11:00-21:00(ラストオーダー20:30)
※GW、7/30~8/31:10:00-23:00(ラストオーダー22:00)
【その他】ペット(ワンちゃん)OK
【ホームページ】https://rock1971.jp/