長野県松本市内にある「山辺ワイナリー マリアージュ」は北アルプスの雄大な山並みを望みながらランチできるワイナリー併設レストラン
行き方
GWの休みを利用して長野方面へ旅行に行ったのですが、その途中、ランチに立ち寄ったのが、ワイナリー併設のレストラン「山辺ワイナリー マリアージュ」です。
お店があるのは松本市内で、八ヶ岳エリアではないのですが、料理がおいしかったので、周辺地域のお店としてご紹介します。
行き方ですが、松本駅方面からだと、国道143号線を「城東二丁目」の交差点で右折してアザレアライン(長野県道67号線)へ入り、5kmほど東へ進んだ右手にあります。
蓼科からだと、車で1時間弱はかかるでしょうか。
美ヶ原高原の麓で、標高680mの地点にあるそうです。
道路脇に「ぶどうの郷 山辺ワイナリー」と、赤い背景に白い文字で書かれた看板があるので、すぐにわかります。
駐車場は、建物の前と、建物右手下の2ヵ所で、50台ほど停められるようです。
GWなので、「満車だったらどうしよう……」と多少心配しましたが、到着した11:30ごろは8割ほどの駐車率で、問題なく駐車することができました。
ちなみに、この日は、開店と同時の11:00に予約していたのですが、松本市内が大渋滞で、30分遅れての到着でした(汗)
途中、遅れる旨をお店に連絡したところ、「お待ちしております。お気をつけてお出でください」と明るくていねいに応じていただけたのは好印象でした^^
お店の雰囲気
山辺ワイナリーは左右に広がった細長い建物で、レストラン「マリアージュ」は、その建物の右手になります。
建物に入ってすぐの右手が、レストラン「マリアージュ」の入口です。
店内は、シンプルな装いで、広々としています。
床と天井に木材が使われ、落ち着いた雰囲気です。
席は、4人がけ4卓、6人がけが4卓の構成です。
11:30すぎに入店したときには、すでに先客が2組いました。
食べ終わって帰るときは、自分たちを含めて6組。
子連れ組が半数でしたが、乳児がたまに泣く程度で、私たちがいるあいだ騒がしいと感じることはありませんでした。
座った席は西向きの窓際でしたが、雲ひとつない青空を背景に、まだ頂に雪が残った雄大な北アルプスの山並みを望むことができました。
見ているだけで癒やされます♪
天気がよければ、西向きの窓際の席がオススメです^^
「山辺ワイナリー マリアージュ」のメインディッシュランチは肉が柔らかくてジューシー、パンは軽くてサクサク!ワインがあれば、より楽しめます♪
ランチメニューとパスタメニューから選択
お昼は、ランチメニューとパスタメニューが提供されます。
ランチメニューは、国産牛ほほ肉の赤ワイン煮込み(2850円)、数量限定のメインディッシュランチ(1400円)、信州ポークと野菜のカレー(1200円)の3種類です。
国産牛ほほ肉の赤ワイン煮込みにはサラダ、バケットorライス、デザート、ドリンクが、メインディッシュランチにはサラダ、バケットorライス、ドリンクが、信州ポークと野菜のカレーにはサラダが、それぞれつきます。
一方、パスタメニューは、パスタランチ(1200円)、鹿肉のミートソース1500円、ボロニア風ミートソース(1100円)の3種類です。
パスタランチと鹿肉のミートソースにはサラダとドリンクが、ボロニア風ミートソースにはサラダが、それぞれつきます。
この日のメインディッシュランチは「信州ポークのロースト」、パスタランチは「竹の子とベーコンのトマトソース」でした。
私も妻も「信州ポークのロースト」に敏感に反応し、メインディッシュランチを注文しました。
サラダ
注文後、5分ほどでサラダが運ばれてきました。
どこからどう見ても、フツーのサラダです。
食べてみると、フレンチドレッシングがかかっている、やっぱりごくフツーのサラダでした。
実はこのとき、〈レストラン選び、失敗したかな……?〉と思い、テンションが下がってしまいました(汗)
何の変哲もないサラダを出すお店で、おいしい料理が出てきたことなど、あまりないからです。
その後、諦めにも似た無の境地でメインディッシュが運ばれてくるのを待ちました(笑)
信州ポークのロースト
目の前に運ばれてきたメインディッシュの信州ポークのローストを見て、〈これはイケるかも……?〉と少し希望を持ちました。
じっくり見ると、とてもおいしそうに盛りつけられています。
つけ合わせもおいしそうです。
マッシュポテト、キッシュ、ブロッコリー、揚げエノキ、エリンギ、山イモ、サツマイモ、ニンジンと、種類が豊富で、彩りがいいですね^^
肉にナイフを入れると、それほどの抵抗感なく、ススッと切れました。
肉が柔らかい証拠です^^
断面を見ると、厚みのある肉です。
食べてみます――
「おいしい!」
ソースはマルサラソースでしょうか?
ジンジャーの風味も感じます。
ソースは味が濃くないので、肉の味がはっきりとわかります。
ジューシーです。
豚肉の素材の味を活かしていますね^^
それでいて、さっぱりしていて、脂っぽくありません。
食べやすいです♪
サラダを食べたときはどうしようかと思いましたが、今や諦めにも似た気分はすっかりどこかへ吹き飛んでしまいました(笑)
バゲット
意外だったのは、パン。
見た目、サラダ同様、フツーのバゲットですが、食べてみてビックリ!
軽くてサクサクなのです♪
このパンに肉のソースをつけながら食べると、メインディッシュをさらに楽しめます♪
これでソースもきれいに平らげ、ランチを完食することができました^^
ちなみに、パンはちぎると、パンかすが飛び散るのが難点(汗)
テーブルがパンかすだらけになってしまいましたf^^;
山辺コンコードジュース
セットのドリンクは、山辺コンコードジュースを選びました(プラス100円)。
グラスワインを選ぶこともできたのですが、車の運転があるので注文できませんでした……(涙)
「ワインを飲みながらだったら、ポークのローストはもっとおいしく感じられただろうになぁ……」と少しだけ恨み節(笑)
コンコードジュースは、いい紫色をしていました。
甘みはやや強めで、酸味が強い。
久しぶりにブドウジュースらしいブドウジュースを飲んだという印象でした^^
以上、お会計は3人で、4200円でした。
併設のワインショップで買った赤ワインが最高に飲みやすかった!すべて地元産のブドウだけでつくるのが山辺ワインのこだわり
ランチのあと、レストランの隣のワインショップに立ち寄りました。
山辺地域は日照時間の長さや大きな寒暖の差がブドウ栽培に適しているそうで、明治初期からブドウの栽培が行われてきました。
創業以来、輸入ワインや濃縮果汁は買い入れず、すべて地元産のブドウだけでワインづくりを行なっているそうです。
ワインショップには、そうした山辺のワインがズラっと並んでいます。
白/赤/ロゼ、辛口/甘口、ライトボディ/ミディアム、ナイヤガラ/コンコード/デラウェア/シャルドネ/マスカットベーリーなど、さまざまな種類・種別のワインがそろっています。
ランチでワインが飲めなかったこともあり、いちばん口に合いそうな1本をゲットしようと、目を皿のようにして(笑)、あれこれ見繕いました。
結果、買ったのがこれ↑↑↑
マスカットベーリーA(赤・ライトボディ)。
1980円です。
ライトボディなので飲んだ感じは軽く、適度な酸味があり、まろやかな口当たりでした。
今まで飲んだ赤ワインのなかでも、飲みやすさは3本の指に入ると思います。
「買って正解!」と思える1本でした。
あなたも、山辺ワイナリーで、お好みの1本を見つけてみてはいかがでしょうか?
「山辺ワイナリー マリアージュ」の評価
ワイン好きな方なら、ぜひ1度は訪れてみてほしいレストランです。
メインディッシュはおいしく、「これはワインに合うな」という料理でした。
車を運転しない方なら、ランチにつくドリンクでグラスワインを選ぶことができます。
あるいは、別途、ワインを注文することもできます。
ランチでワインが選べなくても、ワインショップでお好みのワインを買って、家でじっくり味わうことができます。
というより、ネットでの口コミが高評価な山辺のワインは、ランチで飲めても飲めなくても、ぜひ1本は買っていきましょう!
超オススメです♪
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店舗情報
【店名】山辺ワイナリー マリアージュ
【ジャンル】レストラン
【所在地】長野県松本市大字入山辺1315-2
【TEL】0263-32-3644
【定休日】不定休
【営業時間】
ランチ:11:00-14:00(ラストオーダー)
カフェ:11:00-16:00(ラストオーダー)
【ホームページ】https://www.yamabewine.com/restaurant.html