ウッディーな造りの店内は木のぬくもりを感じる、ゆったりと落ち着いた雰囲気^^ ランチ(軽食)の他、スイーツとドリンクのメニューが充実♪ 紅茶は20種類以上!
ロケーション
長野県諏訪湖の東岸に、関ヶ原の合戦の2年前(1598年)に創建された高島城というお城があります。
諏訪観光協会のホームページによると、石垣の高さが12.54m、その上の天守閣の高さが20.2mの、こじんまりとしたお城です。
その高島城の北側に、濠(ほり)をはさんで隣接するようにして、「サロン・ド・テ ル・ポミエ」(以下、ル・ポミエ)はあります(上の写真の赤い矢印)。
私たち夫婦が諏訪を訪れたときによく立ち寄るカフェです。
お店は、茶色をベースとしたシンプルな洋風の建物です。
高島城下の細い道路の脇に、お店の駐車場の案内板(上の写真の赤い矢印)が出ているので、そこから駐車場へ入ります。
駐車場は、10台以上は余裕で停められます。
ただし、下は砂利で、雨が降った翌日などはところどころ水たまりがあるので気をつけてください。
お店の雰囲気
お店のなかは洋室風で、テーブルとイスが木、柱も木、床はフローリングと、木材が多く使われていています。
そのため、木のぬくもりが感じられ、安心感があります。
座席は、2人席が3卓、4人席が4卓。
隣のテーブルとの間隔が広めなので、ゆったり落ち着いた雰囲気です。
天気がよい日は、テラス席も開放しているようです。
メニュー
2024年4月上旬にランチ訪問したときのランチ(軽食)メニューです。
パニーニ(ハムorツナ)+トマト&チーズ:650円
小エビとアボガドのサンドウィッチ:650円
BLTサンドウィッチ:680円
サラダ:150円
ドリンクをつけると、100円引きになります。
メニューは日や時期によって変わることがあるようです。
こちらは、同じ日のスイーツのメニューです。
シフォンケーキ(生クリーム&いちごorバナナ):480円
スコーン(プレーン&カランツ):480円
ガトーショコラ(フランス産チョコ):480円
ベイクドチーズケーキ(バスク風):480円
サバラン・ラム酒風味:480円
バナナケーキ:480円
季節のタルト(ショウナンキンカンのタルト):500円
レモンケーキ(レモンクリーム、スポンジ、メレンゲ):550円
ティラミス(木いちごティラミス):550円
さらに、ドリンクのメニューです。
コーヒー類は、「ジュールブレンド」(450円)「ノワールブレンド」(450円)「エスプレッソダブル」(450円)「カフェオレ」(480円)「カプチーノ」(530円)など、10種類以上。
紅茶類は、「ディンブラ」(580円)「アッサム」(580円)「ダージリン」(630円)「アールグレイ」(580円)といったベーシックなものから、「アップルティー」(580円)「キャラメルティー」(580円)「マスカットダージリン」(600円)「レモングラス」(580円)「カモミール」(580円)「さくら」(600円)などのフレーバーティーまで、合わせて20種類以上、取り揃えがあります。
「ル・ポミエ」は紅茶が得意なようですね^^
なお、ホットの紅茶は、ポットつきでの提供となります。
これらのなかから、私は、「BLTサンドウィッチ」「シフォンケーキ(生クリーム&バナナ)」「カフェオレ」。
妻は、「パニーニ(ハム+トマト&チーズ)」「レモンケーキ(レモンクリーム、スポンジ、メレンゲ)」「ダージリン」をそれぞれ注文しました。
パンがフワフワ「BLTサンドウィッチ」、チーズがとろ~り「パニーニ」、ボリューミーで上質な「シフォンケーキ」と「レモンケーキ」、味わい深い「カフェオレ」と「ダージリン」^^ 満足この上なし!
BLTサンドウィッチ
私が注文した「BLTサンドウィッチ」です。
サンドウィッチを持つ手が汚れないように、紙に包まれています。
具は、ハム、トマト、レタス。
パンのあいだに、たっぷりはさまっています♪
けっこうな厚みですね^^
プラスチックのかわいらしい楊枝を抜いていただきます。
パンはイギリスパンのようで、フワフワで、軽いです♪
味つけはマヨネーズだけのようで、シンプルでやさしい味わいです。
予想以上に食べ応えがあり、とても満足できました^^
パニーニ(ハム+トマト&チーズ)
妻が注文した「パニーニ(ハム+トマト&チーズ)」です。
具は、ハム、チーズ、トマト。
ハムもチーズもボリュームたっぷりですね♪
チーズはとろ~っととろけちゃってます(垂涎)
とろけたチーズは、けっこう伸びました^^
パンは全粒粉のようです。
妻いわく、パンは焼いてあるので、パリパリッとした食感。
味は、ハムの塩気とチーズの塩気だけですが、しょっぱいということはなく、シンプルでやさしい味わいとのこと。
ブラックペッパーがピリッと効いていて、それが味のアクセントになっていたそうです^^
シフォンケーキ(生クリーム&バナナ)&カフェオレ
私が注文した「シフォンケーキ(生クリーム&バナナ)」です。
運ばれてきた瞬間に、バナナの匂いがフワッと香りました♪
半本分くらいの量のバナナがスポンジでくるんであります。
わりとボリューミーです^^
手作り感がありますね。
ナイフで適量に切り分けます。
ナイフを入れるだけでスポンジがフワフワなのがわかります♪
ひと口食すと……
たっぷりのクリームが口のなかでとろけるように軽い!
甘さはほのかに感じられるくらいに控えめです。
バナナがわりと多めなので、お腹にたまるかと思ったのですが、予想に反して軽い食感です。
全体的にあっさりしていて、上品な味わいでした^^
「カフェオレ」は、コーヒー感もミルク感もどちらも強く、わりと苦めなテイストです。
やや大きめのカップにたっぷりと入っているので、時間をかけて味わうことができました^^
レモンケーキ(レモンクリーム、スポンジ、メレンゲ)&ダージリン
妻が注文した「レモンケーキ(レモンクリーム、スポンジ、メレンゲ)」です。
上からメレンゲ、スポンジ、ムース、スポンジという4層構造になっています
見るからにかなりのボリュームで、妻は食べ切れないと言うので、私が少し手伝いました^^;
ムースは甘さが強い甘酸っぱさ。
とりわけ、スポンジは中からレモンのすっぱい果汁がじゅわ~っと染み出してくるのが特徴です^^
かなりレモン感が強めのケーキですね。
私には、強めの甘酸っぱいムースとレモン果汁の取り合わせがが、個性あるハーモニーを奏でているように感じられ、クセになってしまいました♪
「ダージリン」は、ポットからカップへ注ぎ入れます。
妻いわく、本格的な紅茶の味わいとのこと。
味、香りともに深かったそうです。
「ル・ポミエ」は喫茶利用も超オススメ! 種類豊富なスイーツはどれを選んでも外れのないおいしさ♪ 紅茶はたっぷり3杯は楽しめます♪
「ル・ポミエ」はスイーツがとても美味なので、喫茶だけの利用も超オススメです!
私たち夫婦が過去に喫茶利用した際に食したスイーツとドリンクをご紹介します♪
なお、スイーツに紅茶やコーヒーなどのドリンクをつけると100円引きになります。
ガトーバスク・フィグ
「本日のケーキ」として提供されていた「ガトーバスク・フィグ」(480円)です。
「ガトーバスク」とは、厚めに伸ばしたクッキー生地に、カスタードクリームやジャムなどをはさんで焼き上げた、フランスの北バスク地方特有のスイーツのことです。
また、「フィグ」(仏:figue)とは、イチジクのこと。
ここ「ル・ポミエ」の「ガトーバスク・フィグ」は、イチジクのコンポートをはさんだガトーバスクになります。
ナイフで切ると、中にはイチジクのコンポートとカスタードクリームがぎっしり詰まっています!
ひと口食すと、イチジクがこのうえなくフルーティーです♪
クリームをたっぷりつけていただきます^^
クリームの甘さは控えめ。
また、イチジクのコンポート自体は甘めですが、生地に甘みがないので、いっしょに食すと、トータルで甘さ控えめになります。
とにかく美味!
全体として、ていねいにつくられたスイーツという印象でした。
ガトーショコラ
「ガトーショコラ」です。
口に入れた瞬間はモソっとしていますが、すぐにとろけていきます♪
甘さは控えめですが、濃厚でチョコレート感が強く、おいしいです!
ポロポロと崩れやすいのが難点です(汗)
クリームをつけると、軽い食感になります。
とても上品な口当たりのスイーツでした^^
スコーン(プレーン&カランツ)
「スコーン(プレーン&カランツ)」です。
ベリー系(ブルーベリー?)のジャムとホイップクリームがついています。
スコーンは、表面がサクサク。
中はフワっとしていて、軽い食感です♪
なお、上の写真のスコーンのなかに入っている黒い粒は、カランツ(小さな干しブドウ)です。
スコーン自体に甘みはないので、ジャムやクリームをつけていただきます。
いや、ジャムやクリームをつけるのが前提なので、スコーンには甘みがないんでしょうね。
ベリー系のジャムは、酸味が強い個性的な味です^^
一方、ホイップクリームは、とてもクリーミーで、ほのかな甘みがありました^^
ディンブラ
「ディンブラ」は、色が濃くて、きれいです。
味わいは、オーソドックスな紅茶という印象です。
アッサムティー
写真が「ディンブラ」とほぼ同じです^^;
でも、正真正銘、「アッサムティー」です(笑)
「アッサムティー」は、香りが強く、すっきりとした味わいです。
紅茶のなかでミルクティーにするのにもっとも適していますが、その見本のような相性のよさです。
改めて〈ミルクに合っているなぁ〉と感じました^^
なお、紅茶はポットがついてくるので、たっぷり3杯は楽しむことができます♪
ノワールブレンド
「ノワールブレンド」は、「ル・ポミエ」のスタンダードコーヒーの1つです。
深煎り豆特有の苦みが強めで、酸味は弱めです。
そのわりには、あっさりしていて口当たりがよい飲みやすいコーヒーでした。
エスプレッソダブル
「エスプレッソダブル」は、苦みが強く、濃厚で深い味わいです。
酸味もそこそこあり、コーヒー好きのための1杯だと言えます。
「ル・ポミエ」の評価
「ル・ポミエ」へのランチ訪問の際は、ケーキなどのスイーツもいっしょに注文することを超オススメします。
スイーツの質がとても高くて美味だからです。
ランチもシンプルにおいしく、軽食ながらそこそこの量はあるので、スイーツをいっしょに注文すれば、質と量の双方で120%の満足感を得られるはずです!
ちなみに、ランチ(軽食)は、お店は営業していても、提供していないことがあります。
私たち夫婦も、ランチ目当てで行って、提供されていないときがありました。
事前に問い合わせるのが無難でしょう。
ところで、「ル・ポミエ」へランチor喫茶訪問するときは、いつも平日ですが、時間帯にもよるのか、お店を切り盛りする女性2人が忙しそうにしていることがあります。
平日でも、それだけお客さんがよく来店するということですが、年配の女性が1人、あるいは2~4人で連れ立って来店するというパターンがいちばん多いようです。
秋には隣接するリンゴ園の直売所が営業。複数の種類のリンゴや洋なしなどが超お買い得! そして超美味!! これを買わないのはモッタイナイ!!!
「ル・ポミエ」は、隣にリンゴ園があります。
いつもは閉まっているのですが、11月上旬に訪問したとき、ちょうど開いていて、あちこちの木にリンゴがたわわに実っていました。
リンゴ園の奥へ進むと、直売所が営業していました。
中へ入ると、リンゴ園でとれたいろいろな種類のリンゴや洋なし(ラ・フランス)が並べられています。
1袋に7~8個入っていて、500円という超お買い得品が、無造作にカゴのなかに入れられて売られていました(驚)
私たち夫婦は、数種類のリンゴが入った、それらのうちの1袋を買いましたが、家に帰って食べてみると、これがおいしいのなんの!
期せずして、久しぶりに美味なリンゴをたくさん堪能できた秋となりました♪
なお、これらのリンゴは、「ル・ポミエ」で「アップルパイ」や「焼きリンゴ」といったスイーツとして提供されますが、私たち夫婦はまだ食したことがありません。
次の秋には、ぜひ食してみたいと思います^^
「ル・ポミエ」へランチor喫茶訪問のあとは、「続日本100名城」に認定された高島城観光がオススメ!
この記事の冒頭でもご紹介しましたが、「ル・ポミエ」の隣には高島城があります。
高島城は、現在は諏訪湖湖畔から数百メートル離れていますが、創建(1598年)当初は諏訪湖に面していました。
また、数条の河川が濠(ほり)の役割を果たすように周囲をめぐり、島状の土地に立地していたところから、「諏訪の浮城」と呼ばれていました。
こうした歴史的経緯もあり、高島城は「続日本100名城」に認定され、マニアが数多く訪れる人気の城となっています。
城のなかは展示室などがあって、その歴史を学べ、天守閣からは諏訪湖を望むことができます。
城マニアでなくても充分に楽しめるので、「ル・ポミエ」へのランチor喫茶訪問の際は、高島城を観光することも強くオススメします^^
また、高島城の目の前は「高島公園」という、日本庭園がある公園になっていて、春になると桜が咲き誇ります。
見応え充分なので、お花見の時期に合わせてランチor喫茶訪問するというのもよいと思います^^
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店舗情報
【店名】ル・ポミエ
【ジャンル】カフェ・喫茶店
【所在地】長野県諏訪市高島1-11-19
【TEL】0266-58-7887
【定休日】火、水(その他、不定休あり)
【営業時間】11:00-18:00
【ホームページ】https://www.instagram.com/pommier_takashima/