野菜ジュースでおなじみのカゴメが運営するイタリアンレストラン「イル・ファッジオ」(IL FAGGIO)でランチを楽しむなら、八ヶ岳連峰を望むカウンター席がオススメ!
「カゴメ野菜生活ファーム富士見」に併設
蓼科からも小淵沢からもアクセスがよい八ヶ岳西麓の長野県富士見町には、カゴメの工場があります。
「カゴメ野菜生活100」の主力工場です。
この工場のすぐ近くには、もう1つ「カゴメ野菜生活ファーム富士見」という施設があります。
農業と食、そして富士見エリアの魅力を発信するために、2019年4月にオープンしたテーマパークです。
この施設のなかに、今回ご紹介するイタリアンレストラン「イル・ファッジオ」(IL FAGGIO)があります。
2023年6月下旬に、職場の同僚夫妻とランチをするために初めて「イル・ファッジオ」を訪れました。
料理の質もお店の雰囲気もよかったので、さっそく翌日に、今度は妻と再度のランチ訪問^^;
その様子をご紹介します。
行き方
行き方ですが、国道20号線の「富士見峠」の交差点を、茅野方面からであれば右折、小淵沢方面からであれば左折します。
約1km進むと、左の角にガソリンスタンド「ENEOS」が建つ交差点があるので、そこを右折します。
交差点に信号はありません。
500~600mほど進むと、右手に「カゴメ野菜生活ファーム富士見」が見えてきます。
駐車場は3つあります。
一番大きいのは「カゴメ野菜生活ファーム富士見」の建物の前の「P1」で、約60台停められます。
次に大きいのは、「P1」とは道をはさんで南側にある「P2」で、約30台収容可能です。
3つめは、「P2」の東側に隣接する「P3」で、約20台停められます。
GWやお盆休みなどの混み合うシーズンでも、充分な収容台数です^^
お店の雰囲気
建物のなかへ入ると、左手がイタリアンレストラン「イル・ファッジオ」になっています。
店内は、天井が高くて窓が大きいので開放感があり、席の間隔が広めでゆったりしていて、明るい雰囲気です^^
テーブルやイス、フロアは木を基調にしているので、落ち着いた雰囲気でもあります。
座席は、8人がけが1卓、6人がけが2卓、4人がけが7卓、カウンターが6席です。
妻とランチ訪問した日は、窓ぎわのカウンター席に座りました。
やや雲が多かったですが、目の前に八ヶ岳連峰が望めます。
広大な景色を眺めながらランチを楽しめ、のんびりとくつろぐことができました♪
天気がいい日には、カウンター席がオススメですね^^
富士見町のイタリアンレストラン「イル・ファッジオ」のランチコースは地元産の野菜やカゴメの食材をふんだんに使用!素材の良さを活かした健康的な料理に思わず舌鼓♪
ランチはコースがメイン
「イル・ファッジオ」のランチのメインはコースです。
コース以外でも、単品で料理やアルコールを注文することができます。
ランチコースは、AコースとBコースの2種類です。
《Aコース》1870円
スープ
前菜1品
パスタまたはピッツァ1品
お飲み物1品
ドルチェ付きはプラス330円
《Bコース》2970円
スープ
前菜1品
パスタまたはピッツァ1品
本日のメイン:長野県産豚フィレ肉のソテー マルサラソース
ドルチェ1品
お飲み物1品
AコースもBコースも、前菜、パスタ、ピザ、ドルチェ、ドリンクは下記のなかから選びます――
《前菜》
前菜の盛り合わせ 色々なお野菜を様々な調理法で
ベビーリーフと生ハムのサラダ 野菜だしドレッシング
《パスタ》
野菜とアンチョビのアーリオオーリオスパゲッティ
ブロッコリーとチーズのカルボナーラリガトーニ(プラス330円)
セロリのジェノベーゼリングイネ(プラス330円)
初夏のアマトリチャーナスパゲッティ(プラス220円)
《ピッツァ》
マルゲリータ
マリナーラ
クワトロフォルマッジ(プラス440円)
シチリアーナ(プラス165円)
ベビーリーフと生ハムのサラダピッツァ(プラス440円)
自家製ベーコンととうもろこしのチーズピッツァ(プラス440円)
《ドルチェ》
トマトのシフォンケーキ
トマトソフトクリームミックス
本日のドルチェ
《お飲み物》
コーヒー(Hot or Ice)
紅茶(Hot or Ice)
エスプレッソ
トマトジュース
アップルジュース
つぶより野菜(プラス110円)
自家製ブラッドオレンジソーダ(プラス220円)
また、本日のドルチェは、プリンorブラッドオレンジのタルトでした。
そそられるメニューばかりだったので、選ぶのに時間がかかりました^^;
悩みに悩んだ末、私はBコースで――
前菜:ベビーリーフと生ハムのサラダ 野菜だしドレッシング
パスタorピッツァ:シチリアーナ
ドルチェ:ブラッドオレンジのタルト(本日のドルチェ)
お飲み物:紅茶(Ice)
妻はAコースで――
前菜:前菜の盛り合わせ 色々なお野菜を様々な調理法で
パスタorピッツァ:初夏のアマトリチャーナスパゲッティ
お飲み物:自家製ブラッドオレンジソーダ
ドルチェ付きにして、トマトのシフォンケーキ
新ジャガの冷製スープ
注文後5分ほどで、スープが運ばれてきました。
この日のスープは、「新ジャガの冷製スープ」でした。
ひとくち口にすると、ジャガイモの風味がフワーっと口のなかに広がります♪
ほんの数口の量ですが、これから出てくる料理への期待が高まるスープでした。
ベビーリーフと生ハムのサラダ 野菜だしドレッシング
私が選んだ前菜の「ベビーリーフと生ハムのサラダ 野菜だしドレッシング」です。
24ヵ月熟成させたという生ハムが、大きさは異なるものの、4、5枚載っています。
野菜は、ベビーリーフ、レタス、キュウリ、タマネギ、ミニトマト。
メニューによれば、ベビーリーフは「北杜市の小池ベビーリーフ菜園産」とのこと。
これに、粉チーズが振りかけてあります。
野菜を食べるとシャキシャキと音がします。
新鮮です^^
また、上にかかっている野菜ドレッシングは、フレンチドレッシング風で、やさしい味わいでした。
前菜の盛り合わせ 色々なお野菜を様々な調理法で
妻が選んだ「前菜の盛り合わせ 色々なお野菜を様々な調理法で」です。
盛り合わせは全部で6品。
まず、お皿の真ん中には、信州サーモンのマリネ。
スモークしたサーモンの下に、自家製のタルタルソースが敷いてあります。
その右隣が、タケノコとカゴメのドライトマトとパンチェッタ(生ハム)のソテー。
タケノコは「タケノコ界のプリンス」と言われる「淡竹」(ハチク)が使われているようです。
前日のランチでは、私も同じ盛り合わせを選びましたが、タケノコの食感が適度な歯応えで心地よかったです^^
以下、時計回りに、コタマネギの甘酢漬け。
トマト酢を使っているそうで、妻いわく、甘さ控えめとのこと。
次に、鶏肉、セロリ、紫タマネギを使ったサラダ。
鶏肉はササミのようで、あっさりした塩味だとの妻の感想。
そして、ラタトゥイユ。
私が前日に食べた印象では、トマトの風味が際立っていました。
最後に、フリッタータ。
洋風のたまご焼きです。
なかには、ズッキーニ、ナス、ジャガイモが入っていたそうです。
前菜は、全体を通して、素材の味が充分に生かされているように(私にも妻にも)感じられました♪
野菜好きのための前菜と言えるかもしれませんね^^
シチリアーナ
私が選んだ「シチリアーナ」です。
メニューによれば、「自家製アンチョビ、イタリア産オリーブ、ケッパーに、地元産のフレッシュディルの香りを加えたトマトベースのピッツァ。爽やかな酸味と香り、アンチョビの旨味を味わえるピッツァ」とのこと。
直径30cmくらいある大きさです。
生地は薄く、パリパリした食感が心地よいです。
見かけほどのボリューム感はなく、どんどん食べることができます^^
味ですが、トマトソースが生地にふんだんに塗られていて、トマトの酸味が強く、トマト好きにはたまらなく美味な風味になっています♪
トマトの味わいを存分に楽しめるピザだと言えます。
また、アンチョビの塩気、オリーブの酸味と甘み、そして、フレッシュディルの濃厚な香りが、このピザを深みのある味わいにしています^^
初夏のアマトリチャーナスパゲッティ
妻が選んだ「初夏のアマトリチャーナスパゲッティ」です。
メニューによれば、「初夏の野菜、なす、ズッキーニ、とうもろこし、ベーコンの入ったトマトソーススパゲッティ」とのこと。
「初夏の野菜」というのは、タマネギのようです。
上記のピザと同じようにトマトの酸味が強いのかと思いきや、それほどの酸味はなく、味つけは薄めで、ピザと対照的でした。
トウモロコシのマイルドな甘みが、味のアクセントになっていました^^
野菜とアンチョビのアーリオオーリオスパゲッティ
前日のランチでは、私は「野菜とアンチョビのアーリオオーリオスパゲッティ」を選びました。
少々オイルが多いかとも感じましたが、アンチョビの塩気とニンニクの香りがうまい具合に折り重なった風味豊かなパスタでした^^
こちらのパスタは、夏向きかもしれませんね。
ちなみに、パスタのボリュームは、ピザにくらべると少なめです。
ピザのほうが食べ応えがあるので、量を食べる方であれば、パスタよりもピザを選んだほうがよいと思います。
長野県産豚フィレ肉のソテー マルサラソース
私が選んだBコースのメイン料理「長野県産豚フィレ肉のソテー マルサラソース」です。
つけ合わせは、左から、タケノコ、ブロッコリー、大根、トマトです。
肉は、ナイフでわりと簡単にスッと切れます。
ひと口食べてみると――
柔らかい!
ジューシー!!
フィレ肉なので、脂身はほぼありません。
ソースは、甘みとほのかな酸味があります。
ソフトな味つけなので、あっさりしていて、胃にやさしい感じがしました^^
ブラッドオレンジのタルト
私が選んだ本日のドルチェのうちの「ブラッドオレンジのタルト」です。
この日からの新メニューだということでした。
砂糖漬けしたブラッドオレンジのスライスが2枚載っています。
食べてみると、ブラッドオレンジの風味が香ばしいですね^^
生地はサクサクです♪
黒く小さな粒が生地に練り込んであるのですが、ケシの実でしょうか?
ブラッドオレンジのスライスよりも、生地のほうが甘く感じられました。
しかし、全体としては、甘さを抑えた大人のためのスイーツという印象でした^^
トマトのシフォンケーキ
妻が選んだ「トマトのシフォンケーキ」です。
カゴメのトマトジュースとドライトマトを使っているとのこと。
妻いわく、「こんなスイーツ、生まれて初めて」だったそうです^^
ひと口食べるとトマトの味が口のなかに広がり、スイーツなのにトマトの酸味が強いのだそうです。
でも、甘い。
けれども、しょっぱい。
そんな不思議な味わいのスイーツは、ここだけでしか味わえないと思います!
プリン
ちなみに、前日のランチでは、私はドルチェにプリンを選びました。
プリン自体のほのかな甘みとカラメルの苦みが混じり合って、上品な味わいがしました。
ただし、お皿の縁が低いので、最後のプリンのかけらをすくい取ることができず、若干プリンが残ってしまったのが残念でした(汗)
アイスティー&自家製ブラッドオレンジソーダ
私が選んだ「アイスティー」は濃くて香りがいい〝ちゃんとした紅茶〟でした。
アイスなので、さわやかな清涼感がありました^^
一方、妻が選んだ「自家製ブラッドオレンジソーダ」は、ひと口飲んでみましたが、甘みが強めでした。
こちらも充分な清涼感があるので、夏にぴったりだと思います^^
以上、お会計は2人で5775円でした。
「イル・ファッジオ」の評価
地元産の野菜やカゴメの食材を使った「イル・ファッジオ」の料理は、どれもマイルドです。
野菜の素材の良さを活かした料理を楽しむことができます♪
健康に気を遣う方には最適なレストランではないでしょうか。
また、特にカウンター席からの眺めがいいのもポイントです。
広大な景色を眺めながら、健康的な料理のランチを心ゆくまで楽しむことができます^^
そのためか、「イル・ファッジオ」は人気のレストランとなっています。
私が職場の同僚夫妻とランチした日は店内の半分以上の席が埋まるほどの来店客がいましたが、私たち夫婦がランチ(再)訪問をした翌日は、平日であるにもかかわらず、すでに12組が開店時間を待っていました。
2人連れが7組(私たち夫婦も含む)、3人連れが2組、4人連れが1組、13人と11人の団体が1組ずつという内訳です。
そして、開店後の11:45には、3分の2以上の席が埋まりました。
その後も、私たち夫婦が退店する12:40ごろまで、退店客と入れ替わるように、新規の来店客が断続的にやってきました。
席数が多いので、平日は大丈夫だとは思いますが、予約ができないお店なので、休日や観光シーズンであれば早めの時間の訪問をオススメします。
「イル・ファッジオ」でランチをしたあとは、ぜひ「ファームショップ」へ!おみやげには「食べるスムージー レインボーパック」がオススメ♪
レストランの前は、「ファームショップ」というカゴメのアンテナショップになっています。
カゴメの製品を中心とした商品が販売されています。
なかには、このショップでしか買えない物もあります。
私が行った2日とも、お客さんでにぎわっていました。
わが家では、おみやげとして「食べるスムージー レインボーパック」を買って帰りました^^
大阪・梅田の阪急百貨店にしか常備されていないのだそうです。
「食べるスムージー レインボーパック」は5種類あり、全部で12個入っています♪
キウイとケール(緑):4個
マンゴーとかぼちゃ(黄):2個
桃とざくろとビート(赤):2個
ベリーアサイーと紫いも(紫):2個
メロンとにんじん(橙):2個
一見、こんにゃくゼリーのようですが、決してプリプリな食感ではありません。
種類によって多少異なりますが、弾力がなく、柔らかい食べ心地です。
文字どおり、スムージーをゼリーにしたような食べ物です。
どれもフルーティーですが、そのなかに野菜が混じっているような味わいです。
食後のちょっとしたデザートやおやつにぴったりだと思います。
「イル・ファッジオ」へランチ訪問した際のおみやげとしてオススメです^^
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店舗情報
【店名】イル・ファッジオ(IL FAGGIO)
【ジャンル】レストラン
【所在地】長野県諏訪郡富士見町富士見9275-1
【TEL】0266-78-3935
【定休日】火
【営業時間】
ランチタイム:11:30-15:00(ラストオーダー14:30)
テイクアウト:11:30-15:00
【ホームページ】https://www.kagome.co.jp/ysfarm/factory/