目の前に牧場、遠くに富士山を望む開放感バツグンのテラス席が快適な「日野水牧場ファームハウス」。おすすめメニューは「ファームランチ」
ロケーション
八ヶ岳エリアには、大自然のなか、テラス席でゆったりのんびりランチを楽しめるお店が少なくありませんが、そのなかでもとりわけオススメなお店の1つが、「日野水牧場ファームハウス」です。
その理由は、テラス席の開放感がバツグンだからです♪
目の前には牧場が広がります。
そして、晴れていれば、その向こうに富士山が望めます。
空が広く感じられ、とても眺めがいい場所です♪
ちなみに、牧場の左手には小屋があります。
中へ入ってみると……
羊がいました!
〝触れ合える〟とまではいきませんが、動物を見るだけで、なごんでしまいます^^
行き方
さて、そんな「日野水牧場ファームハウス」への行き方です。
八ヶ岳高原ライン(山梨県道11号線)を使う場合は、「天女山入口」の信号から北杜八ヶ岳公園線(山梨県道28号線)を南下。
1km弱下った左側に「レストランファームハウス」と書かれた案内板があるので、左折します。
案内板は小さく、見落としやすいので、気をつけてください。
一方、甲斐大泉駅方面から北杜八ヶ岳公園線を北上する場合は、JR小海線をまたぐ橋を過ぎ、1kmと少し坂を上った右側の案内板を右折します。
ちなみに、清里からであれば、どちらのルートからでも、15分もあれば来られるはずです。
左折または右折し、50mほど進むと、日野水牧場に到着です。
駐車スペースは、お店の前に7、8台。
その奥に、同程度の台数が停められるくらいのスペースがあります。
お店の雰囲気
お店の建物は、こじんまりとした木造建築です。
店内は、4人席が2卓、6人席が1卓、2人席が1卓とコンパクトです。
建物の縁に沿ったテラス席は、2人席が3卓。
さらに、4人はかけられる野外席が2卓あります。
GWや夏休みなどのシーズンには、店内とテラスにもう少し席が増えそうな感じです。
メニュー
食事のメニューは、以下のとおりです――
ファームランチ:1600円
自家製ベーコンのスープ、サラダ、パン
スパゲッティ:1100円
トマトのスープパスタ
パンセットA:1100円
パン、ミルク小、バター、ジャム、サラダ
パンセットB:700円
パン、ミルク小、バター、ジャム
ケーキ:500円
ドライフルーツのパウンドケーキ
また、オリジナルメニューとして、「ブラウンスイス」のメニューがあります――
ミルク:大 500円、小 300円
プリン:450円
ヨーグルト:450円
クワルクチーズ:500円
メニューの記載によれば、「ブラウンスイス」というのは、ヨーロッパ山岳地帯の牛で、たん白質、乳糖などの成分が高い、おいしいミルクを出すそうです。
この他、ドリンクのメニューには、コーヒー、紅茶、ココア、ジュース、ビールなどがあります。
ジューシーな自家製ベーコンとたっぷりキャベツが特徴のスープ、3種のイモと種類豊富な野菜が贅沢に盛られたサラダ、蒸してフワっフワな食感のパン――充実の「ファームランチ」をじっくり堪能♪
「ファームランチ」がオススメ^^
これらのメニューのなかから、私たち夫婦は2人とも「ファームランチ」を注文しました。
ここ「日野水牧場ファームハウス」へランチ訪問するのであれば、「ファームランチ」がオススメです^^
妻は、さらに「ミルク(小)」を注文しました。
「ミルク」はホットにすることもできるようです。
「ファームランチ」を注文したら、お店のご主人から「お時間かかります」と言われました。
「日野水牧場ファームハウス」のX(旧twitter)アカウントにある紹介文にも「基本、お待たせします」と書いてあるので、了承済みです^^
パン
注文後そろそろ20分は経とうかというころ、まずパンが運ばれてきました。
ご主人いわく、「パンは蒸してあります」とのこと。
パンは2種類。
1つはプレーンなパン(写真右)で、もう1つはバジルが練りこんであるパン(写真左)です。
さっそくバターを塗って食べてみます……
蒸した効果で、フワっフワで軽い!
バジルのパンは、若干スパイシーな風味を感じました。
スープ、サラダ、ミルク(小)が運ばれてくる
さらに10分後、今度はスープ、続けてサラダ、ミルク(小)が運ばれてきました。
食卓が一気に華やぎます♪
スープ
スープはボリュームたっぷりです♪
自家製ベーコン、キャベツ、ニンジン、ピーマン、タマネギが入っていて、それらの上にパセリが振りかけられています。
自家製ベーコンは、3つ入っていました。
脂が乗っていてジューシー♪
「肉っ!」という食感です。
味は、それほど塩気が強くなく、肉の旨味がよく感じられました。
具のなかでいちばんたっぷり入っていたのが、キャベツです。
キャベツ好きなら、充分に堪能できます♪
かなり食べ応えがありました。
スープそのものは、ベーコンの味がダシとして効いていて、それに野菜の旨味が融合しています。
これに黒コショウがピリッと効いたスパイシーさで、味のアクセントになっています。
余計な調味料を使っていないからか、素朴であっさりとした味わいでした^^
サラダ
サラダです。
具だくさんで、色とりどりです!
まず、イモが3種類。
上から順に、シャドウクイーン、キタアカリ、アンデスです。
他に、レタス、カボチャ、ブロッコリー、赤いミニトマト、黄色いミニトマト、スナップエンドウ、インゲンと種類豊富です。
フレンチドレッシングがかかっていますが、少量なので、野菜そのものの味を楽しめるサラダになっています。
ミニトマトが甘くておいしいのが印象的でした^^
ミルク(小)
飲みかけの写真で恐縮ですが(汗)、妻いわく、ミルクはまったりとしていて濃厚。
牛乳感が強かったそうです。
牛乳好きにオススメです^^
以上、この日のお会計は、2人で3500円でした。
「日野水牧場ファームハウス」の評価
私たち夫婦がランチ訪問した日は、10月半ばで、雲ひとつなく、みごとな秋晴れでした。
そして、冒頭でご紹介したように、お店からの眺めはバツグンで、牧場越しに富士山を望むことができました。
南向きのテラス席には陽光が燦燦(さんさん)と降り注ぎ、ポカポカと暖かく、サイコーに心地よかったです♪
テラス席の快適さは、八ヶ岳エリアでもトップレベルではないでしょうか。
ただし、テラス席は日光直撃なので、夏は気温が高くなることもあり、不向きかもしれません。
GWや秋のほうが快適に過ごせるでしょう。
なお、秋は季節柄、ハチが飛んでいて、私たち夫婦の食事中にも、たまにブーンと飛んできました(汗)
ミツバチよりも大きめのハチで、刺されるのではないかという恐怖を感じるかもしれませんが、こちらから刺激を与えなければ、ハチのほうから何かをするということはありません。
また、「日野水牧場ファームハウス」は景色だけでなく、食事も美味です。
とりわけランチのメインメニューの「ファームランチ」は、スープ、サラダ、パンともに食べ応えがあり、満足感を得られるはずです。
そんなお店だからか、平日にもかかわらず、来店客は少なくありませんでした。
私たち夫婦が入店したのは10:45ごろで、しばらくは来店客はありませんでしたが、お昼が近づいた11:30を過ぎたころにワンちゃんを連れた老夫婦がテラス席に、続けて中年夫婦が店内席に、正午前に老年の男女4人連れが店内席にやってきました。
これがGWや夏休み、観光シーズンになると、かなり混み合います。
以前、「エンガワカフェ」をご紹介した記事(下記リンク先ページ参照)のなかで、GWの真っ只中に「甲斐大泉エリアにある別のお店に行ったのですが、11:00を少し過ぎたばかりだというのに、かなりの混雑ぶり」と書きましたが、その「別のお店」というのが、ここ「日野水牧場ファームハウス」でした。
シーズンにランチ訪問する場合は、時間に充分な余裕をもって行かれることをオススメします。
12月から4月中旬までのあいだは冬季休業になるので、ご注意ください。
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店舗情報
【店名】日野水牧場ファームハウス
【ジャンル】カフェレストラン
【所在地】山梨県北杜市大泉町西井出8240-1708
【TEL】0551-38-4020
【定休日】水、木(12~4月中旬は冬季休業)
【営業時間】10:00-17:00
【ホームページ】https://twitter.com/hinomizubokujo
【その他】ペット(ワンちゃん)OK(テラス席)