2024年元旦はイタリアンレストラン「ブラッチェリーア・ロトンド小淵沢」のおせち料理を堪能♪ 全15種類の料理は、どれも期待以上に上質美味だった!
おせち料理は指定の場所へ配送してくれました
わが家では、新年のおせち料理は、レストランや百貨店で予約購入し、元旦に妻の実家でワインを飲みながら味わうというのが慣例です。
2024年の元旦は、「ブラッチェリーア・ロトンド小淵沢」(Braceria Rotondo Kobuchisawa)のおせち料理をいただきました^^
ちなみに、(今回に限って?)配送可能なので、わざわざ取りに行く必要がないのが大きなメリットです。
そのため、妻の実家に直接届けてもらいました。
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2023/05/016-eyecatch-300x175.png)
「ロトンド小淵沢」のおせちを選んだのは、上記リンク先ページでご紹介しているように、ランチとディナーが上質美味なので、「いわんや、おせち料理をや」(笑)と期待したからです。
実際、期待以上でした♪
お品書き
![メニュー①](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-01.jpg)
おせちには、お品書きが2種類ついていました。
1つは、料理の詳細です。
![メニュー②](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-02.jpg)
もう1つは、どの料理が上下どちらのお重のどこにあるかを示しています。
この2枚のお品書きと実物を見くらべながら、料理をいただきました^^
「壱の重」:ジューシー&旨み濃厚な「オマール海老のグラティナータ」、プリプリ食感のベビーホタテが最高な「自家製燻製ベビーホタテと小淵沢産大根の煮つけ」など、大満足の7種類!
![壱の重](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-03.jpg)
まずは、上の段の「壱の重」です。
料理は7種類。
赤、黄、緑、黒……と、色とりどりです。
食す前に入念に品定めします(笑)
以下、1品ずつご紹介します。
枠線のなかは、お品書きの説明です。
![山梨県アカシヤのハチミツを使用した信玄どりのカルピオーネ](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-04.jpg)
「山梨県アカシヤのハチミツを使用した信玄どりのカルピオーネ」です。
カルピオーネとは、北イタリアの南蛮漬けに似た前菜でビネガーとスパイスを効かせ山梨特産の蜂蜜で旨味を引き出した前菜です。
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-05.jpg)
地元・山梨県産の食材がコラボ^^
鶏肉が柔らかく、ハチミツの効果か、しっとりした味わいでした^^
![オマール海老のグラティナータ サフラン風味](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-06.jpg)
「オマール海老のグラティナータ サフラン風味」です。
オマール海老の旨味をペシャメルに閉じ込めサフランの香り、パン粉の香ばしさを加えグラタンに仕上げることにより、よりオマール海老の美味しさが楽しめる逸品です。
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-07.jpg)
オマール海老は、とにかく身がジューシーで、旨味が濃厚です!
また、柔らかな食感で、とてもおいしかったです♪
![山梨県産花豆と黒豆の甘露煮 金粉飾り](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-08.jpg)
「山梨県産花豆と黒豆の甘露煮 金粉飾り」です。
ロトンドお節に欠かせない食材の一つで北杜市産の花豆と黒豆は粒が大きく、ふっくらとホクホクしたたまらない食感と風味をお楽しみください。
花豆と黒豆は、柔らかく、しっとりしていました^^
![甲州ワインビーフのローストビーフ](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-09.jpg)
「甲州ワインビーフのローストビーフ」です。
甲州ワインビーフの繊細な味わい、肉質を大事に表面はしっかり焼き上げ、低温でじっくり中まで調理することにより旨味を最大限に引き出した逸品です。
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-10.jpg)
身がしっかりしていて、歯応えと食感がとてもよかったです^^
![ズワイガニと平飼い玉子のフリッタータ ❝キャビア添え❞](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-11.jpg)
「ズワイガニと平飼い玉子のフリッタータ ❝キャビア添え❞」です。
イタリアでは定番の卵料理フリッターに、ズワイガニの旨味と和だしを加えることによりお節に合う前菜に仕上げました。
卵が濃厚かと思いきや、意外とあっさりしていて、食べやすかったです^^
![自家製燻製ベビーホタテと小淵沢産大根の煮つけ](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-12.jpg)
「自家製燻製ベビーホタテと小淵沢産大根の煮つけ」です。
小淵沢産の生食でも瑞々しく甘くて美味しい大根を煮付けることにより更にホタテの旨味を含みホクホクとした食感とともに、ほのかに燻製香が食欲を誘う逸品です。
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-13.jpg)
メインの和風味に洋風味を加えた、なかなかさっぱりした風味です。
その味がベビーホタテと大根によく染み込み、大変美味^^
ベビーホタテがプリプリで最高でした!
![真蛸のトマト煮込み](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-14.jpg)
「真蛸のトマト煮込み」です。
蛸は真っ黒な墨を吐いて敵から逃げる姿も❝苦難を煙に巻く❞と捉えられていて縁起がいいとされているとの事なので、今年はイタリアでも定番のトマト煮込みに仕立てました。
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-15.jpg)
けっこうしっかりした身のタコで、プリプリしていて、とても美味でした^^
「弐の重」:チーズがあっさり&ミルキーでワインによく合う「甲州ワイン鱒のインボルティーニ」、塩加減バツグンでしっとりした身の「天然真鯛の七賢酒粕マリネのアルフォルノ」など、舌鼓連打の7種類!
![弐の重](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-16.jpg)
下の段の「弐の重」です。
料理は、「壱の重」同様、7種類。
赤、茶、黄、緑……と、「壱の重」にくらべると、若干、色に偏りがあります。
こちらも、食す前に入念に品定めします(再笑)
![燻製鴨の野瀬さんのこだわり人参ラペ添え](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-17.jpg)
「燻製鴨の野瀬さんのこだわり人参ラペ添え」です。
鴨を低温調理で旨味を最大限に引き出し、燻製の香るハムに仕立てることにより野瀬さんの作る味が濃い人参のラペとの相性抜群です。
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-18.jpg)
鴨肉は、メニューの説明書きのとおり、燻製の香りがよく、ニンジンは正統派(?)らしい食感と味わいでした^^
![ヨシキリザメのフカヒレ煮 サルサグランキオ](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-19.jpg)
「ヨシキリザメのフカヒレ煮 サルサグランキオ」です。
中華でもお馴染みフカヒレは不老長寿の妙薬とも呼ばれ縁起の良い料理としてイタリアン中華テイスト風に仕上げましたのでお楽しみください。フカヒレを翼に見立てて飛躍の年になりますように願いを込めて…
フカヒレはかなり厚みがあり、食べ応えがありました^^
![数の子のソットオーリオ 鰹の香り](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-20.jpg)
「数の子のソットオーリオ 鰹の香り」です。
日本のおせち文化に欠かせない数の子をイタリアン風でアレンジしたら美味しくなるだろうと考え、イタリアの伝統的オイルマリネをアレンジして、オイルに鰹の繊細でコクのある旨味を閉じ込め数の子をマリネすることにより一層旨味が調和した逸品に仕上げましたのでお楽しみください。
見かけはおせちに入っている見慣れた数の子ですが、オイリーな味わいがなんともユニークで、初めての味を体験しました^^
![甲州ワイン鱒のインボルティーニ](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-21.jpg)
「甲州ワイン鱒のインボルティーニ」です。
ワイン鱒と相性のいいサッパリとした味でミルクの自然な甘みが残るリコッタチーズにハーブのエッセンスを加え、ワイン鱒で巻くことにより美味しく仕上げました。
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-22.jpg)
チーズがあっさり&ミルキー♪
塩気がある鱒ととても合っていて、ワインのお供にピッタリでした^^
![富士さくらポークのポルペッティーニ](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-23.jpg)
「富士さくらポークのポルペッティーニ」です。
イタリアでも大人から子どもまで人気のイタリア風ミートボールをオリジナルレシピで柔らかくジューシーに仕上げました。
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-24.jpg)
ミートボールが、お品書きの説明どおり、柔らかくてジューシーでした!
倍の数あってもいいんじゃないかと思うくらい、すぐに売り切れました^^;
![天然真鯛の七賢酒粕マリネのアルフォルノ](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-25.jpg)
「天然真鯛の七賢酒粕マリネのアルフォルノ」です。
天然真鯛を七賢酒粕とハーブでマリネする事でよりしっとりと香ばしく焼き上げました。酒粕の旨味と真鯛の調和をお楽しみください。
「七賢」とは、山梨県北杜市白州町にある老舗の酒蔵のことです。
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-26.jpg)
今回のおせちのなかで、いちばんおいしいと思ったのが、真鯛のアルフォルノ(オーブン焼き)です。
塩加減がバツグンによく、身はパサつきがまるでなく、しっとりしています♪
切り身が大きく、けっこう厚みがあって、食べ応え充分でした。
![信玄どりのもつ煮込み ロトンド風](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-27.jpg)
「信玄どりのもつ煮込み ロトンド風」です。
山梨県郷土料理のもつ煮をバルサミコ酢と熟成みそを使用しイタリア要素を融合させたロトンド特製もつ煮をお楽しみください。
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-28.jpg)
山梨名物の鶏もつ煮とはだいぶ雰囲気が異なり、もつ感が少ない肉厚な鶏肉に濃厚なデミグラスソースをからめた一品でした。
オリジナル感が強い、他では味わえないもつ煮でした^^
チーズを鹿生ハムにつけて食す「ロトンド特製オリジナル鹿生ハムとブラータチーズ」は、ジビエが苦手な私でも堪能できた!
![ロトンド特製オリジナル鹿生ハム](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-29.jpg)
![ブラータチーズ](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-30.jpg)
お重といっしょに添えられていた「ロトンド特製オリジナル鹿生ハムとブラータチーズ」です。
ブラータチーズとは、ブーリア原産のチーズで❝バターの様な❞という意味を持ち、生クリームのような濃厚な味わいが楽しめます。オリーブオイル、塩、胡椒だけでも美味しいですが、ロトンドオリジナル鹿生ハムと一緒に食べると鹿生ハムの塩味、旨味がブラータチーズの味わいを引き出してくれます。
上記の説明を読むと、チーズのほうが主役で、ハムはチーズを引き立てる脇役のようです。
![ブラータチーズの中身](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-31.jpg)
チーズは液のなかに沈んでいます。
![鹿生ハムは真っ赤](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-32.jpg)
鹿生ハムは、毒々しいほどの赤色をしています^^;
![鹿生ハムにチーズをつけます](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2024/02/042-33.jpg)
チーズは淡泊で、モッツァレラチーズのようです。
ですが、モッツァレラチーズよりもミルク感が強いように感じました。
上品なおいしさでした^^
一方の鹿生ハムですが、味と食感は、ほぼ生ハムです。
そして、なめらかで繊細。
高級感があります。
臭みはまるでありませんでした。
ジビエが苦手な私でも、抵抗なく、おいしくいただけました^^
ちなみに、鹿肉は、地元山梨県産かと思いきや、鳥取県八頭産でした。
「ロトンド小淵沢」のおせち料理の評価
私たち夫婦は、「ロトンド小淵沢」以外にも、イタリアンレストランのおせち料理を食べたことがあります。
八ヶ岳南麓へ引っ越してくる以前、川崎市の自宅近くにイタリアンレストランがあり、何度かおせち料理を注文していました。
そのレストランのおせち料理は、「ロトンド小淵沢」に負けず劣らず、素材がよく、とても美味でした。
一方で、そのレストランのおせちは、イタリア料理のほうに振れていて、〝おせち〟というよりは〝イタリアンオードブル〟でした。
これに対して、「ロトンド小淵沢」のおせちは、従来の和風のおせちをイタリアンにアレンジしたもので、〝和風ベースのイタリアンおせち〟でした。
わが家的には、「ロトンド小淵沢」のおせちのほうが好みに合っていたと思います^^
「例年とは異なるテイストのおせちを楽しみたい」という方に、「ロトンド小淵沢」のおせちはピッタリだと思います。
お値段は、27000円とお高いですが、お値段分の満足感は充分にあります!
来年も、おせち料理は「ロトンド小淵沢」に注文するつもりです♪
![](https://yatsugatakelunch.com/wp-content/uploads/2023/05/016-eyecatch-300x175.png)
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店舗情報
【店名】ブラッチェリーア・ロトンド小淵沢(Braceria Rotondo Kobuchisawa)
【ジャンル】レストラン
【所在地】山梨県北杜市小淵沢町2968-1 道の駅こぶちさわ内
【TEL】0551-30-7612
【定休日】なし(不定休)
【営業時間】
ランチ:11:00-15:30
ディナー:17:00-21:00(ラストオーダー20:00)
【その他】ペット(ワンちゃん)OK(テラス席)
【ホームページ】http://rotondo-international.com/kobuchisawa/kobuchisawa.html