「ブラッチェリーア・ロトンド小淵沢」は東京・広尾のイタリアンレストランの名店が「道の駅こぶちさわ」に開業。夏のランチは南アルプスを望めるテラス席がオススメ♪
行き方
私たち夫婦がよく行くイタリアンのお店の1つに「ブラッチェリーア・ロトンド小淵沢」(Braceria Rotondo Kobuchisawa)があります。
東京・広尾に本店があるイタリアンレストランの名店が、2019年4月に「道の駅こぶちさわ」のなかに開業したお店です。
カジュアルな雰囲気ながら上質なイタリア料理を堪能することができるので、私たち夫婦のお気に入りのお店の1つになっています。
そんな「ロトンド小淵沢」へ、2023年5月半ばの平日にランチ訪問しました♪
場所は、中央自動車道の小淵沢インターチェンジから八ヶ岳高原ラインを清里方面へ、距離にして約1km、時間にして数分進んだ「馬術競技場入口」交差点の右手角にあります。
交差点をそのまま少し過ぎた右手が駐車場の入口です。
上の写真の案内板が目印です。
道の駅の駐車場なので、とても広く、約300台は停められます。
それでも、GWや夏の観光シーズンには、満車になってしまうほどにぎわいます(汗)
お店の雰囲気
駐車場の正面が「道の駅こぶちさわ」の建物です。
正面の階段を上って建物に入った右手が「ロトンド小淵沢」の入口です。
私たち夫婦は、11:00の開店と同時に、1番乗りで入店しました。
平日だったので、来店客はしばらく私たち夫婦だけでしたが、その後、断続的に増え、退店する11:50ごろには、テラス席に1組、店内に4組のお客さんがいました。
店内は、カジュアルでシンプルな装いです。
屋外に面したガラス戸から陽の光が入り、それがソファのカラフルな色を鮮明に照らすので、華やかな雰囲気です。
座席は、4人がけ6卓、8人がけ1卓の構成です。
以前はテーブルとイスがシンプルな木製だったので、もっと落ち着いた感じでしたが、華やかさはありませんでした。
今の雰囲気のほうが明るくていいですね^^
テラス席もあります。
テラス席は、4人がけ4卓の構成です。
天気がよかったので、私たち夫婦はテラス席でランチをすることにしました。
テラス席からは、南アルプスが見えます♪
これもごちそうの一部ですね^^
日光直撃だったので、お店の人が赤い日よけシェードを出してくれました^^
ただし、風が少し強めだったので、やや寒く感じられ、たまに枯れ葉や枯草が飛んでくるのが玉にキズでした^^;
けれども、7~8月であれば、とても爽やかで過ごしやすいので、夏はテラス席が断然オススメです!
「ブラッチェリーア・ロトンド小淵沢」のランチは食べ応え充分なサラダがつくセットメニューがオススメ!メインディッシュはパスタ、ピザ、ハンバーグから選択
ランチタイムは、「ランチセットメニュー」と「アラカルトメニュー」に大別
「ロトンド小淵沢」のランチタイムのメニューは、「ランチセットメニュー」と「アラカルトメニュー」に大別されます。
「ランチセットメニュー」は、ピザ(マルゲリータor本日のピザ、サラダつき)、パスタ(本日のおすすめパスタ、サラダ・パンつき)、ハンバーグ(150g/300g/450g、サラダ・スープつき)の3種類で、デザートセットやケーキ、ジェラートを追加することができます。
一方の「アラカルトメニュー」は、ピザ5種類、パスタ2種類、炭火焼きの肉料理4種類で、ピザには各種トッピングが、パスタと肉料理にはサラダとパンがそれぞれ追加できます。
このうち、私はピザ(本日のピザ)のランチセット、妻はパスタのランチセットを注文しました。
この日の本日のピザは「シラスと菜の花 ドライトマト チーズベースピッツァ」、パスタは「地元春野菜とえびのオイルパスタ〜磯の香りとともに〜」でした。
なお、この記事では「ピザ」と書いていますが、「ロトンド小淵沢」のメニューでは「ピッツァ」と書かれています。
ピザは、店内の大きなピザ窯で焼き上げます。
サラダ
注文後5分くらいして、まずはサラダが運ばれてきました。
何種類かのレタス、トマト、ニンジン、トレビス……
いろいろな野菜が載っていて、彩りがいいですね^^
野菜の上にはパルメザンチーズがかかっています。
ドレッシングは、バルサミコ酢ベースのようです。
やや強めの酸味がします。
大きな葉物が1枚入っていました。
ロメインレタスでしょうか。
野菜はどれもシャキシャキとして心地よい食感なのですが、この大きなレタスは特にパリパリとした歯ごたえがあり、おいしかったです♪
サラダは野菜の量が多く、充分な食べ応えがありました。
ランチでこれだけ上質なサラダを食べられるお店は、他になかなかありません。
これだけの質と量のサラダを味わえば、誰でも、このあとの料理への期待度はこの上なく高まるはずです♪
地元春野菜とえびのオイルパスタ〜磯の香りとともに〜
先に、妻が注文した本日のパスタ「地元春野菜とえびのオイルパスタ〜磯の香りとともに〜」が運ばれてきました。
パスタに入っているのは、エビ、小松菜、キャベツ、トレビス、ペッパーの実です。
エビは7、8匹は入っていたと思います。
紫の野菜が添えられていましたが、カラシナでしょうか?
よくわかりませんでしたが、料理の彩りを豊かにしています。
あと、ショウガが添えられていました。
焼きそばに紅ショウガが添えられているのと同じようなものでしょうか?
食べた感想ですが、妻いわく、エビの食感はプリプリ。
麺はもちもち。
具や麺の質は、いつもながら高いですね^^
ただし、この日に限っては、塩気が強かったそうです。
これまで、ロトンドのパスタは何度か食してきたけれども、塩気が強いと感じたのは初めてとのこと。
また、妻いわく、パスタそのものの量が少ないとも。
たしかに、食欲旺盛な男性であれば物足りないでしょう。
パスタのソースをつけて味わうためか、パンが添えられています。
ただし、パスタの量が少ないので、パンをなくしてでもパスタの量を増やしてほしいと思う人は少なくないのではないでしょうか。
パスタを注文する人はパスタを楽しみたいはずなので。
シラスと菜の花 ドライトマト チーズベースピッツァ
パスタのあとしばらくして、「シラスと菜の花 ドライトマト チーズベースピッツァ」が運ばれてきました。
シラス、菜の花、ドライトマトがおいしさの三重奏を奏でています♪
見ているだけで満足してしまいそうです(笑)
大きさは、直径25cmくらい。
食べてみての感想ですが、生地はモチモチ、焦げ目が香ばしいです!
生地そのものに塩気はありませんが、シラスに塩気があり、両者が合わさって、ちょうどいい感じのしょっぱさになっています。
菜の花のいい香りが鼻に抜けます♪
ドライトマトの甘みと酸味が、おいしさのアクセントになっています。
口のなかに幸福感が漂いました^^
なお、オリーブオイルがついてきますが、鷹の爪が入っていて、案外辛いので、かけすぎないように注意しましょう。
先ほどのパスタにくらべると、ピザはだいぶボリュームがあります。
ボリューム重視の方であれば、「ロトンド小淵沢」のランチメニューでは、パスタよりピザを選んだほうがいいと思います。
ちなみに、原村の「デリ&カフェK」でも、しらすと菜の花のピザを食べましたが、双方をくらべると、具の量、特にシラスの量は「デリ&カフェK」のほうが多め、ピザの生地はロトンドのほうがおいしいと感じました。
「ブラッチェリーア・ロトンド小淵沢」は「地元割スタンプカード」がオトク!ランチセットは1人1500円に♪
ところで、通常だと、私が注文した本日のピザのセットは2000円、妻が注文したパスタのセットは1800円で、合計3800円となるのですが、この日の会計は2人で3000円で済みました♪
その理由は――
「地元割りスタンプカード」です。
このカードの最大の特徴は、ポイントカードを提示すると――
ランチのパスタorピザorハンバーグのセットが、300~500円割り引かれ、1500円になる
ディナー全品が10%オフ
15時の時点で雪or雨の日は15%オフ
また、スタンプは1000円ごとに1つ押してもらえるのですが(平日、本人のみ)、10ポイント貯まるごとにマルゲリータを1枚サービスしてもらえます!
「地元割りスタンプカード」の対象となるのは、北杜市(山梨県)、茅野市、原村、富士見町(以上、長野県)の住民なので、もしもあなたがこの地域にお住まいであれば、ぜひ「地元割りスタンプカード」をつくって、「ロトンド小淵沢」のランチとディナーを思う存分堪能しましょう♪
「ブラッチェリーア・ロトンド小淵沢」のディナーはランチ同様、上質な料理が勢揃い!前菜からデザートまで大満足の連続♪
「ロトンド小淵沢」でランチを食べると、間違いなくディナーも食べたくなるはずです。
実は、ランチ訪問した1週間ほど前のGWの最中にディナー訪問しているので、こちらもご紹介します。
ランチ同様にディナーも、パスタ、ピザ、肉料理がメインとなりますが、コースやセットはありません。
そのため、料理を個別に注文する必要があります。
私たちが注文したのは、前菜、サラダ、ピザ、パスタ、肉料理、デザートでした。
本日の前菜の盛合せ〜シェフのおまかせ3種盛り
前菜は「本日の前菜の盛合せ〜シェフのおまかせ3種盛り」です。
1つ1つは小ぶりで、3口くらいで食べられますが、食材の質のよさが感じられる前菜でした。
ROTONDO特製スペシャルサラダ 自家製バルサミコドレッシング
サラダは「ROTONDO特製スペシャルサラダ 自家製バルサミコドレッシング」です。
レタス、トマト、ニンジン、トレビスなどが入っています。
地元の有機野菜が使われていて、新鮮な味わいです^^
季節野菜シチリアーナ
ピザは「季節野菜シチリアーナ」です。
食べると、菜の花のほんのりした苦味が鼻に抜けます。
アンチョビは塩気がけっこう効いています。
ニンニクの香りも感じられます。
そして、それらの味が黒オリーブとバランスよく合わさり、深みのある味わいとなっています。
生地は焦げ目が香ばしく、おいしかったです♪
甲州ワイン鱒と小淵沢野菜のペペロンチーノ
パスタは「甲州ワイン鱒と小淵沢野菜のペペロンチーノ」です。
このパスタ、マスの塩加減が絶妙です!
濃すぎず薄すぎず、ちょうどいい塩加減です。
思わず「マスって、こんなにおいしかったっけ?」というひと言が出そうなくらい、おいしく感じられました。
あと、(おそらく)シイタケの香りが隠し味的に効いているのもgoodでした。
パスタは麺がもちもちです♪
また、具の旨味が染みこんだオリーブオイルが麺に絡みついているので、食感と深い味わいのどちらも堪能できます。
ランチのところで書いた塩気の強さは感じられず、ほんとうにおいしかったです^^
甲州ワインビーフ
メインディッシュは、「甲州ワインビーフ」です。
とにかく肉が柔らかいです!
ナイフで簡単に切れます。
ジューシーで、焦げ目が香ばしい^^
黒こしょう、粒マスタード、塩をつけると、肉の旨味がアップします。
つけ合わせの野菜は、ジャガイモ、ニンジン、カブ、パプリカ、ズッキーニなど、ボリュームたっぷりです。
野菜だけでも充分な食べ応えがありました^^
アフォガード
デザートにアフォガードを注文しました。
アフォガードとは、バニラアイスにコーヒーをかけて食すイタリアのデザートのことです。
アイスが入った器は、キンキンに冷えていました。
アイスを溶けにくくするためです。
アイスにエスプレッソをかけていきます。
見ているだけで、おいしそうです♪
エスプレッソは意外と苦く、酸味も強かったですが、アイスの甘味と融合し、なかなかに奥行きがある上品な味わいがしました。
このアフォガードはまさしく、コーヒー好きな大人のためのデザートでした♪
以上、このディナーのお会計は、GWで遊びにきていた息子を入れた3人で、アルコール、ドリンクを含め、16223円でした。
「ブラッチェリーア・ロトンド小淵沢」の評価
「ブラッチェリーア・ロトンド小淵沢」は、小淵沢近辺のイタリアンレストランのなかでは、料理のおいしさと食材の質の高さで1、2を争うほどのお店だと思います。
今回ランチで食べたパスタは塩気が強かったものの、前菜、パスタ、ピザ、肉料理と、どれをとっても質の高い料理を堪能することができます。
個人的には、ピザはボリュームもあるので、おいしいものをたくさん食べたい方にはピザがオススメです^^
なお、GWや夏の観光シーズンは大盛況になるので、その時期に行かれる場合は、予約を入れたほうがいいでしょう。
GWの最中に行った上記のディナーのときも、予約をしないで来店したお客さんは、満席と言われ、諦めて帰る方もいらっしゃいました。
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店舗情報
【店名】ブラッチェリーア・ロトンド小淵沢(Braceria Rotondo Kobuchisawa)
【ジャンル】レストラン
【所在地】山梨県北杜市小淵沢町2968-1 道の駅こぶちさわ内
【TEL】0551-30-7612
【定休日】なし(不定休)
【営業時間】
ランチ:11:00-15:30
ディナー:17:00-21:00(ラストオーダー20:00)
【その他】ペット(ワンちゃん)OK(テラス席)
【ホームページ】http://rotondo-international.com/kobuchisawa/kobuchisawa.html